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代表選手の待遇改善問題 合宿で意思統一へ

[ 2010年12月21日 06:00 ]

 日本協会に日本代表選手の待遇改善などを求めている日本プロサッカー選手会(JPFA)は20日、アジア杯に向けての日本代表合宿がスタートする27日に代表選手と“意思統一会”を開くことを決めた。

 21日に双方の弁護士を立てて行う日本協会との初交渉では、代表選手の勝利給増額と肖像権料の選手への分配に重点を置いて話し合うが、その交渉の内容を代表選手に伝えて今後の方針を決めていくことになる。JPFAの清岡哲朗執行役員は現在10万円から20万円ほどの勝利給について、最低100万円を求めるとし「一切、引くつもりはない」と強硬姿勢を示した。あらためて3月の親善試合をボイコットする可能性があることを示唆した。

 また、JPFAを労働組合化して、今後も日本協会側と闘争を続けていくことも明らかにした。日本協会はこの件について「弁護士に任せているのでコメントできない」としている。

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2010年12月21日のニュース