けん引役に自信の長友「メンタル面で支えられる存在になりたい」

　チェゼーナの日本代表ＤＦ長友佑都（２４）が２０日、セリエＡの冬季中断期間を利用して、成田空港着の航空機で帰国した。招集が確実視されているアジア杯（１月７日開幕、カタール）の直前には、リーグ戦（６日、対ブレシア）に出場してから“ぶっつけ”で大会に臨む可能性が浮上している。

　ザックジャパンの新リーダーになる。「イタリアの厳しい環境でやれている。素晴らしい経験もできたし、自信も持てた」と過酷なセリエＡでの経験を日本代表に還元する考えだ。
　さらに「自分がチームを引っ張るくらいの気持ち。特にメンタル面で支えられる存在になりたい」と言い切った。Ｗ杯南アフリカ大会で岡田ジャパンの中心だったＤＦ闘莉王は右膝痛でアジア杯の予備登録メンバーから外れ、左膝負傷のＤＦ中沢も欠場が濃厚。不在のベテラン勢に代わり、若返るチームをけん引していく決意を示した。