【新馬戦総括】九州産限定戦でサツマノオンナ6馬身差逃げ切り

[ 2022年7月5日 05:30 ]

 夏の小倉名物、九州産限定戦はサツマノオンナが6馬身差で逃げ切り。二の脚を生かし、ハナを奪うと直線は馬なりで後続を突き放した。次走はひまわり賞を予定。14年夏に新馬、ひまわり賞を連勝した全姉エフェクトに続くか。小倉芝1800メートルは唯一の牝馬アリスヴェリテが中団から鋭く伸びて差し切った。半兄リアンヴェリテはダートで8勝、全兄キメラヴェリテは19年北海道2歳優駿勝ち。幅広い条件で活躍が見込める。小倉芝1200メートルはロンドンプランが好時計で勝利。新種牡馬グレーターロンドン産駒はJRA初出走で初勝利となった。距離の融通が利きそうだ。

 福島芝1800メートルはフロムナウオンが道中3、4番手から抜け出した。536キロの大型で小回りだと忙しい印象。広いコースでの走りが楽しみだ。

 函館芝1800メートルのシーウィザードは絶妙なペース配分で逃げ切り。しぶとさが光った。

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2022年7月5日のニュース