オグリキャップの長男・オグリワン死す 30歳老衰で

[ 2022年7月5日 16:10 ]

在りし日のオグリワン(スエトシ牧場のツイッターから)

 G1を4勝した名馬オグリキャップの長男として話題を集めたオグリワン(牡)が5日、老衰のため、長野県佐久市のスエトシ牧場で死んだ。30歳だった。5日、スエトシ牧場がツイッターで発表した。

 スエトシ牧場は「先程、オグリキャップの最初の産駒オグリワンが老衰の為、永眠致しました。30歳5ヶ月でした。スエトシ牧場に来て22年です」と綴った。

 92年2月9日、前年から種牡馬となったオグリキャップの最初の産駒として誕生。現役時代は109戦7勝(中央で19戦2勝、地方で90戦5勝)。武豊を鞍上に迎えたデビュー戦は4着だったが、2戦目で初勝利。小倉3歳Sで2着、ききょうSで2勝目を挙げるなどオープンでも活躍し、翌年のダービー(17着)にも参戦した。96年に地方に移籍し、名古屋、高知を経て01年に引退。その後はスエトシ牧場で余生を過ごしていた。

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