【船橋・かしわ記念】ショウナンナデシコ牝馬初V!鋭発から逃げ切り重賞3連勝

[ 2022年5月6日 05:00 ]

鮮やかな逃げ切りを決めたショウナンナデシコ
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 中央交流Jpn1「第34回かしわ記念」が5日、船橋競馬場で行われた。2番人気のショウナンナデシコが逃げ切り優勝、重賞3連勝でJpn1をもぎ取った。このレースが中央交流となって初めての牝馬制覇。

 「他に行きたい馬もいるだろうと思っていたが、スタートが抜群。(その時)行こうと思った」と吉田隼は目標にされることをいとわず腹をくくってハナへ。

 その直後にテイエムサウスダン、昨年の覇者カジノフォンテンが並んでマークする。勝負どころの3コーナー。テイエムが勢いよく外から馬体を併せてきて直線は2頭のマッチレース。ここから圧巻の勝負根性を見せつけた。闘志に再度火が付いた形で末脚を伸ばし、最後は引き離す。

 「船橋のナイターも2度目で落ち着いていて、いいテンションだった。力のある馬にプレッシャーはかけられたが馬が走る気になっていた。直線はよくしのいでくれた」と吉田隼は達成感あふれる表情で振り返った。脚元に不安を抱えているだけに今後は未定も「連勝を止めたくない」(吉田隼)の言葉通り、この勢いはまだまだ続きそうだ。

 ▼2着ソリストサンダー(戸崎)かわせるかなと思ったが脚色がいっぱいになってしまった。

 ▼3着テイエムサウスダン(岩田康)3、4コーナーで仕掛けたが、そこで脚が上がった。

 ◆ショウナンナデシコ 父オルフェーヴル 母ショウナンマオ(母の父ダイワメジャー) 牝5歳 栗東・須貝尚介厩舎 馬主・国本哲秀氏 生産者・北海道日高町の天羽牧場 戦績21戦8勝(南関東4戦3勝) 総獲得賞金2億3894万9000円

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2022年5月6日のニュース