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【NHKマイルC】インダストリア 兄・ケイデンスコールにも勝る鬼脚!宮田師「今まで一番」

[ 2022年5月6日 05:30 ]

厩舎周りで運動するインダストリア(撮影・郡司修)
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 春のG1企画「展開王」は予想ファクターとして重要な展開を多角的に分析する。好天続きで迎えるNHKマイルCは絶好の良馬場が濃厚。過去に「1分31秒台」の超高速決着になった時の勝ち馬は10年ダノンシャンティが最終4コーナー16番手、昨年シュネルマイスターは同9番手から一気。軽くてスピードが出る分、自然とピッチが上がって決め脚勝負になる形。この設定なら、弥生賞から挑むインダストリアの出番。半兄ケイデンスコール同様、ズバッと鬼脚で台頭だ。

 関東地方は週初めの月曜午後に雨が降った以外は好天に恵まれている。このまま雨は降らず、NHKマイルCは09年から14年連続の良馬場が濃厚。皐月賞→天皇賞・春は雨の影響を受けたが、前年優勝馬シュネルマイスター(1分31秒6)に続き「1分31秒台」の超高速決着になる可能性も!?

 田井、小林両記者が唱えた「先行優位」に異論はない。ただ想定される東京の芝は軽くてスピードが出る馬場。走りやすい分、各騎手の“体内時計”以上に自然と速くなり、先行争いはしていないのに「前半3F33秒台」で入ったケース。小林記者が木曜付で取り上げた過去に逃げた経験を持つ4頭、オタルエバー(前半最速3F34秒0)、ジャングロ(同33秒6)、タイセイディバイン(同33秒9)、プルパレイ(同33秒8)は「33秒台」で行けるスピードの持ち主。そもそもが有力前哨戦のファルコンS組は、逃げたカジュフェイスが前半3F33秒1の猛ラップ。その勝ち馬プルパレイなどはハイラップが体内に染み込んでいる可能性も高い。

 東京の直線は526メートルと長い。普通に流れれば、差し馬が台頭する。レーンと新コンビを組むインダストリアの差しが決まらないか?弥生賞→NHKマイルC参戦は昨年優勝シュネルマイスターと同じ。宮田師は「(2走前の)ジュニアCが初のマイルと中山に対応し、決め手の鋭いところを見せていい勝ち方。その時点でNHKマイルCを…と思い、間隔のちょうどいい弥生賞を使った。多少気が勝ったところがあるので多少折り合いを欠き、2000メートルだと少し走りのリズムが悪いと感じた」と前2戦を分析した。シュネルは弥生賞2着で勝ち馬タイトルホルダーと0秒2差。こちらは5着で同アスクビクターモアと0秒3差。机上の勝ち馬とのタイム差を考えれば、遜色ない。

 先週は新コンビのレーンを背にWコースでラスト1F11秒4。今週は同11秒3とキレキレの動き。同師は「先週レーン騎手にしっかり乗ってもらったことで毛艶や皮膚感は良くなった。状態は今までで一番だと思う」とトーンを上げる。昨秋、東京未勝利戦(芝1800メートル)の快勝時が中団から一気差しで上がり3F33秒5!!半兄に強烈な決め手でマイル重賞3勝のケイデンスコールがいる切れ者血統。その兄は19年NHKマイルCで最終4コーナー14番手から同33秒6で鋭く伸び、2着に好走した。当時と同じ良馬場。巧腕レーンを背に兄超えの予感が漂っている。

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2022年5月6日のニュース