【チャンピオンズC】2年連続3着インティ 三度目の正直だ、坂路単走ラスト2F一気加速

[ 2021年12月2日 05:30 ]

<チャンピオンズC>坂路で追い切られ、衰え知らずの動きを見せるインティ(撮影・亀井 直樹)
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 トレセン取材記者が迫る秋G1連載企画「G1リベンジャーズ」。昨年の覇者チュウワウィザードの連覇に待ったをかけるのが2年連続3着のインティだ。キャリアを重ねて折り合いに進境、これが三度目の正直。連続銅メダルにサヨナラを告げる。

 同じ書きだしで恐縮です。前日当欄担当の寺下記者が説くように、このレースは前年出走馬が何度も好走している。いわゆる“リピーター”が活躍。最近ではゴールドドリームが17年V→19年2着→昨年2着(18年は未出走)と出走機会3回連続で馬券になった。歴史にあらがう必要などない。インティが三度目の正直でVを決める。

 一昨年、昨年がともに3着。今年も久々を使って2走目と臨戦過程は過去2年と同じ。前走南部杯は4着。控える競馬で、直線は手堅く差し込んできた。野中師が収穫を口にする。

 「前走はきれいに折り合えました。前はつかまえられなかったけど、馬場や展開もありましたから。いかに自分のリズムで行けるかがポイント。ここ2走はそういう競馬を教えているし、調教にも表れています」

 最終追いは坂路単走で行われた。重心の低いフォームでラスト2Fはグイッと加速。しまいは気合をつけられ、4F52秒6~1F12秒4をマーク。超抜の時計が出るタイプでもなく、これで十分だろう。

 「格好良く走れていましたね。張りもいいですし、状態はいいです。レースの数も使っていないので、馬自体も若い。自分の位置でうまく折り合えれば、強い相手でもいいレースができると思っています」

 野中厩舎は12年のステイヤーズSを10歳馬トウカイトリックが勝ち、今年はシヴァージが6歳にしてシルクロードSで重賞初制覇を遂げた。大事に使われ、高齢になっても活躍馬を輩出している。インティも7歳冬にしてキャリア20戦。まだまだフレッシュ、老け込んではいない。進境を見せる折り合いをピタリと付けて、ここ2年の3着から大きくジャンプする。(小林 篤尚)

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