【オールカマー】ウインマリリン G2の鬼、これで4戦3勝 キートスと同馬主ワンツー

[ 2021年9月27日 05:30 ]

<中山11Rオールカマー>直線一気に抜け出してレースを制したウインマリリン(左)=撮影・郡司 修
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 「第67回オールカマー」は26日、中山競馬場で行われ、冠名ウインの4歳牝馬ワンツーとなった。直線、窮屈なポジションに入りながらも再加速したウインマリリンが3度目のG2奪取を果たした。2着にはウインキートスが入った。

 万事休すと思われた直線。進路をふさがれたウインマリリンがブレーキをかけた。「ロザムールとレイパパレの間を狙ったが、1回引っ張ってもったいない形になってしまった」と横山武。しかし、瞬時にトップスピードに乗り直して2頭をパス。横山武が「今日は馬に救われました」と脱帽する極上のギア性能を見せつけた。

 鞍上は馬に全手柄を譲ったが、道中は理想的な運び。最内枠から好スタートを切り、逃げ馬の直後で脚をためた。横山武は「日経賞(1着)が凄くいい競馬だったので似た形で行ければと。思い描いた競馬ができた」と説明。持ち前の器用さはメンタル面の安定でさらに強化。鞍上は「普段の角馬場、今日の返し馬とリラックスできるようになった」と成長を歓迎した。

 天皇賞・春(5着)の後に受けた右肘の手術が充実ぶりの要因。手塚師は「手術してから馬がパワーアップした。今日は14キロ増えていたけどスッキリ見えていた」と充実ぶりに目を細める。これで直近4勝が全て4番枠以内と、内枠を引いた時の強さは証明。師は「後は外枠を引いた時にも折り合って運べれば」とさらなる進化を要求した。

 これでG2は4戦して昨年フローラS、今年の日経賞に続く3勝目だ。この後は予定通りエリザベス女王杯(11月14日、阪神)でのG1初制覇が目標。手塚師は「一番いい舞台だと思います」と適性に自信をのぞかせる。日経賞、オールカマーで3頭のG1馬たちを撃破。今秋のニューヒロイン候補は確かな実力を備えている。

 ◆ウインマリリン 父スクリーンヒーロー 母コスモチェーロ(母の父フサイチペガサス)17年5月23日生まれ 牝4歳 美浦・手塚厩舎所属 馬主・ウイン 生産者・北海道新冠町のコスモヴューファーム 戦績11戦5勝(重賞3勝目) 総獲得賞金2億9043万1000円 馬名の由来は冠名+女性名。

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