【川崎】騎手紹介① 目指せ2000勝!エース山崎誠の趣味はカワハギ釣り

[ 2021年7月6日 12:00 ]

2000勝を目標に掲げる山崎誠士
Photo By 提供写真

 川崎競馬のエース騎手・山崎誠士(36)は祖父・三郎、父・尋美、兄の裕也も調教師という競馬サークル育ちだ。「父は今は調教師ですが、元々は騎手でした。兄が騎手になれなかったので僕がやるという流れでした」と振り返る。

 「最初は騎手になるつもりはなかった」と正直に打ち明けたが、才能は際立っていた。03年10月27日のデビューから白星を積み重ね、昨年11月13日の川崎6R、コウジンホウオウに騎乗して通算1500勝。現在重賞21勝を挙げている。

 実際に騎手になったことに「(家族の)誰かがやらないと、という感じでした。でも、騎手になって良かった。晴れ舞台に立つことはなかなかないし、人とは違った職業なのがいい」と充実感を漂わせた。

 思い出のレースは06年5月3日の名古屋かきつばた記念(指定交流、GⅢ)。ロッキーアピールに騎乗し、重賞初勝利を挙げたことが印象に残っているという。

 多忙な毎日を過ごしているが、息抜きは釣り。「船で海に出てカワハギを釣っています。船橋の森泰斗騎手とも一緒に行きますね」と南関の名手と釣行していることを明かした。東京湾や相模湾へ出て、釣り糸を垂らす時間がリフレッシュにつながっている。

 今後に向け「2000勝は目標にしたいですね」と話す。父の1827勝を抜き、大台到達に向けて手綱を握る。

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2021年7月6日のニュース