【小倉新馬戦】グランディア 良血の底力だ!陣営「素質を感じます」母は重賞3勝

[ 2021年7月6日 05:30 ]

Road to 2022

グランディア
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 小倉の開幕週は話題が満載だった。レコード連発に加え、新馬戦では2億円馬フィデルが評判に違わぬ走りで初陣Vを決めた。

 今週は中内田厩舎の良血グランディア(牡2、父ハービンジャー)が日曜芝1800メートルでデビューする。母ディアデラノビアは05年フローラSを勝ち、オークスでも3着に好走。6歳まで現役を続け、重賞3勝を挙げた。繁殖入り後も重賞3勝のディアデラマドレ(父キングカメハメハ)、同2勝のドレッドノータス(父ハービンジャー)などを送り出している。

 片山助手は「テンションの上がりやすい血統を考慮して、ゲート試験後はいったん放牧に出していました」と、ここまでの経緯を報告。先週(6月30日)は川田を背に芝コースでフローレスクイーン(3歳未勝利)と併せて6F76秒2~1F11秒4をマークした。「まだ周りの動きに左右される幼さを見せたり、走る方に気持ちが向いていないところがあります」と前置きした上で「背中の柔らかさや一歩一歩の力強さには素質を感じます」と将来性を口にした。同厩舎ではG1馬ダノンプレミアムが引退したばかり。偉大な先輩の後を継ぐべく、来春へ向け好発進を切る。 

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2021年7月6日のニュース