【天皇賞・春】ディープボンド2着 大久保師は父子制覇ならず、和田竜は福永と同期ワンツー

[ 2021年5月3日 05:30 ]

天皇賞・春で2着に入ったディープボンド(撮影・白石智彦)
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 1番人気ディープボンドは厳しいペースの中を4番手付近の外で立ち回るタフな競馬。4角手前で和田竜の手が動いたが懸命に伸び、先に先頭に立ったカレンブーケドールを捉えたが、同時に勝ち馬にかわされ3/4馬身差の2着。和田竜は01年テイエムオペラオー以来の制覇はならなかったが、福永との「花の12期生」ワンツーとなった。

 悔しい表情で検量室に戻ってきた和田竜は「自分の競馬に徹した。最後は盛り返したように良馬場でも差のない競馬ができた。力をつけている」と相棒を称えた。父・正陽氏(76年エリモジョージ)との父子制覇がならなかった大久保師だが「レコード決着によく対応してくれた。長距離を2度使って疲れもあるだろう。今後は様子を見ながら決めたい」と馬をねぎらった。

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2021年5月3日のニュース