【香港国際競走】“遠征リスク”回避で欧米馬の出走率低下

[ 2019年12月7日 08:44 ]

激動のHong Kong(4)

地元紙では連日、デモの動きについて特集記事が組まれている
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 日本馬は昨年と同数の9頭が香港遠征。一方で、外国馬(香港と日本以外)の頭数は15→11頭と27%減だった。ヴァーズにこそ7頭(昨年8頭)が出走するが、カップは2頭、マイルとスプリントは1頭のみ。出馬表の国旗もバラエティーが少なく、寂しく映る。

 香港国際競走を主催する香港ジョッキークラブの関係者は「欧米馬の減少にデモの影響があったとは考えていない」と話す。確かに、近3年で欧米馬が優勝したのは17年ヴァーズ(ハイランドリール)だけ。英国から香港入りしたディアドラが出発から到着までほぼ丸1日かかったように、欧米からシャティンへの輸送は時間がかかる。「時差で馬が戸惑っていた感じはある」とディアドラの橋田師。ジャパンCと同様に、欧米の陣営に“遠征してもどうせ勝てないなら無理はせずやめておこう”といった意識が広がっただけの可能性もある。

 いよいよ8日、祭典の幕が開く。平日は小康状態となっていたデモの動きだが、8日には大規模な集会が呼び掛けられている。まずは、競走馬、関係者の無事を祈りたい。日本にいる皆さんも、予断を許さない状況の中、勇気を持って遠征を敢行した日本馬9頭をぜひ応援してください。(終わり)

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