【大井・レディスプレリュード】アンデスクイーンV!直線差し切り2つ目の重賞タイトル

[ 2019年10月4日 05:30 ]

レディスプレリュードで重賞V2を決めたアンデスクイーン(手前)
Photo By スポニチ

 牝馬の中央交流重賞「第16回レディスプレリュード」(G2)が3日、大井競馬場で行われた。3番人気のアンデスクイーンが直線一気の伸びで差し切り優勝、2つ目の重賞タイトルを手にした。

 好スタートから好位に付けてのレースシミュレーションだったが、いつになく出足がつかない。1コーナーすぎでは前の2頭が接触する形で進路がなくなりヒヤッとする場面もあったが戸崎は落ち着いていた。「手応えはあるし、ハミもしっかり取っている。直線勝負なら大丈夫」と勝負どころまで我慢しての追いだし。直線は一完歩ごとに前との差を詰めると最後はきっちり頭差かわしてVゴールに飛び込んだ。

 「本当にハートの強い馬でどこに行っても動じない。きょうも力を出し切ってくれた。名前の通りクイーンになってほしい」と西園師も喜色満面で愛馬を称えた。今後、同馬はJBCレディスクラシック(G1、11月4日、浦和)の優先出走権を取ったが距離が短いため、同日行われるJBCクラシックを視野に調整される。

 ◆アンデスクイーン 父タートルボウル 母レイナカスターニャ(母の父キングカメハメハ)牝5歳 栗東・西園正都厩舎 馬主・グリーンファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績27戦7勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金1億6127万4000円。

続きを表示

2019年10月4日のニュース