【凱旋門賞】競馬オタク垂ぜん!?レストランに名馬の肖像画

[ 2019年10月4日 08:30 ]

ユーロトンネル~英、仏の決戦前風景~(4)

ホテルのレストランに飾られていたノーザンダンサーの肖像画
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 キセキが滞在するシャンティイはルネサンス時代の歴史的建造物であるシャンティイ城がシンボル的な存在。そして「馬の街」としても世界中のホースマンに知られている。

 滞在するホテルのレストランにも馬が身近な存在であることを強く印象づけるアイテムがあった。壁に馬の肖像画がズラリ。お世辞抜きに抜群にうまいクロワッサンを頬張りながら端から見ていくと、1頭目はシャーガー。81年の英国ダービーを史上最大着差となる10馬身差で圧勝しながら、種牡馬2年目の83年に誘拐されて行方不明となった悲運の名馬だ。続いてはノーザンダンサー。言わずと知れた20世紀を代表する大種牡馬である。

 一競馬オタクとしては、これを何とかして家に飾りたい。イチかバチか、スタッフを呼び、絵を指さして「セコンビアン?(値段はいくらですか?)」と聞くと「申し訳ないけど、これは売り物じゃないのよ」と苦笑いされた。これは想像通りの答え。とはいえ、その後に飲んだコーヒーはちょっぴり苦く感じた。

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2019年10月4日のニュース