【ラジオNIKKEI賞】イグアス逃走態勢、充実12秒4!!小回り福島でスピード生かす

[ 2019年6月27日 05:30 ]

<ラジオNIKKEI賞・追い切り>坂路で追い切るヒシイグアス (撮影・西川祐介)
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 夏の福島を飾る名物3歳重賞「第68回ラジオNIKKEI賞」の最終追いが26日、行われた。美浦では同レース2勝の堀厩舎が送るヒシイグアスが坂路でパワフルな動きを披露。自慢のスピードが生きる小回り福島で重賞初制覇の期待が膨らむ。

 午前5時の開門直後の坂路コース。夏の朝日を一身に受け、ヒシイグアスが単走で豪快に駆け上がってくる。4F53秒5~1F12秒4。坂上で気合をつけられると、力強くパワフルに伸び切った。

 3月スプリングS5着後はクラシックは潔く諦めて充電。森助手は「1カ月ほど前に帰厩。先週は体が重たい印象だったので1週前追いでも負荷をかけた。今日はWコースが使えないので坂路で。動きはまずまずで反応も良かったと思う」と過程を説明した。

 先週20日はWコースで5F66秒5~1F12秒5(馬なり)。先輩ベルキャニオン(8歳オープン)を12馬身後ろから意欲的に追いかけて併入と、圧巻の動きを披露した。1月若竹賞1着時が坂路で最終追い。普段からWコースと坂路を併用している分、改修工事中のWコース閉鎖の影響もさほど受けずに済んだ形だ。

 3番人気に推されたスプリングSは2番手を進んだが5着。ただ、後のダービー馬ロジャーバローズ(7着)に実は0秒2先着。勝ったエメラルファイトから0秒2差の惜敗だった。同助手も「1コーナーのポジション争いで脚を使ってしまい、力んでしまった。マークされる厳しい展開もあり、止まってしまった」と明確に敗因を分析する。

 昨年12月未勝利戦→1月若竹賞は共に中山で逃げ切りV。今週開幕する福島は直線292メートルしかない小回りコース。中山(直線310メートル)で猛アピールしたスピードを前面に押し出せる先行馬天国だ。同助手も「スピードを生かすには小回りの福島はいいと思う」と初の“みちのく遠征”に前向きだ。

 ラジオNIKKEI賞で【2・1・1・5】と好成績を残す堀厩舎の今夏の刺客。07年優勝ロックドゥカンブも、12年ファイナルフォームも「重賞連対がない2勝馬」という点ではイグアスと同じだった。福島重賞初Vが懸かる新コンビのM・デムーロを背にエンジン全開なら、同レース3度目の美酒は難題ではない。

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