オジュウ 今秋も平地挑戦継続、11月末ステイヤーズS目標

[ 2019年6月16日 06:00 ]

オジュウチョウサン
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 体調が整わず宝塚記念出走を断念した二刀流の障害王者オジュウチョウサン(牡8=和田正)に、今秋も平地重賞挑戦プランがあることが分かった。目標に掲げたのは暮れの名物マラソンG2スポニチ賞ステイヤーズS(11月30日、中山)。和田正師は「オーナーの夢として平地重賞を勝たせたいというのがある。秋はそれに沿って調整を進める予定」と明かした。

 オジュウは宝塚記念でファン投票8位となったが、夏負けで体調が上向かず出走を回避。現在は千葉県成田市の和田牧場で放牧中。師は今後について「まだ調教を再開できる段階ではないので、夏場は休ませたい」とした上で「いきなり重賞は厳しいので、現実的には平地の自己条件(3勝クラス)を使ってからになると思う」と話した。現時点では10月東京の3勝クラス(番組未発表)を使ってから、ステイヤーズSへ向かうローテーションが有力。2戦の手綱は障害の主戦・石神が取る予定となっている。

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