【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】17日阪神10R 気配上昇マイネルファンロンが条件クラスを卒業

[ 2019年3月17日 08:00 ]

 土曜に行われたクラシックにつながる東西メイン競走は、いずれも勝ち馬の強さが際立った。フラワーCを制したコントラチェックは後続に影も踏ませず2馬身半差で悠々と逃げ切り。今回の顔ぶれではスピードの絶対値がまるで違った。若葉Sを3馬身差で楽勝したヴェロックスの走りも迫力満点。クラシック本番が近づき、ようやく役者がそろってきた感がある。

 紙面で予想の根拠を掲載していない関西重賞を取り上げるケースが多い当欄だが、本日の阪神大賞典で◎を打ったシャケトラは“説明不要”の大本命。その前に行われる阪神10R・但馬Sを勝負レースとしたい。狙いは関東から遠征する◎マイネルファンロン。昨秋に1600万クラス入り後は3→5→4→5着と善戦止まりだが、戦ってきたメンバーも相当骨っぽかった印象。特に、前走のアメジストSは優勝馬ロシュフォールを筆頭に重賞級の逸材がズラリそろっていた。今回は相手関係がグッと楽になったと同時に、調教の動きは急上昇。スプリングSで3着した3歳春の勢いを取り戻している。切れ味よりも持続するスピードとパワーが武器のタイプ。今の阪神芝コースは間違いなく合うはずで、オープン入りの大チャンスとみた。

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2019年3月17日のニュース