【フェブラリーS】「菜七子の夢」に立ちはだかるノンコノユメ

[ 2019年2月14日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るノンコノユメ(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 【G1ドキュメント・美浦=13日】関東馬が1頭のみと、美浦組には寂しいG1となった今年のフェブラリーS。だが、昨年の優勝馬ノンコノユメなら“白旗”という感じでもない。昨年◎だった浜田にとっても思い入れの強い1頭。Wコースの最終追いを注視した。

 主戦・内田が騎乗し先行した3頭を見る形で単走。途中、3角で内に他厩舎の2頭が入る形になった。「単走の指示なのに、併せ馬になりそうで焦ったよ。僕が焦っただけで馬は平然としていたけど」。そう振り返った内田だが動きには満足の表情。「柔らかい動きで直線も上手に体を使えていた。馬の走りたいように走らせて、ゴールを過ぎても1コーナーまで勢いを保っていた。1つ年齢を重ねたけど衰えはない」

 出迎えた加藤征師も「先週、ダートでしっかり負荷をかけたから直前はサラッと。いつも通りの動き」と納得顔だ。仕上がりは問題なし。あとは相手関係だ。「今年はかなり強い。新興勢力も相当だね」。そこには当然、菜七子騎乗のコパノキッキングも含まれる。菜七子に依頼経験もある師は「うちの厩舎の馬に乗った時の印象」と前置きした上で、こう語った。「追い込み馬を動かしていくタイミングで、まだ少し馬に遊ばれている部分がある。馬を瞬時にどう動かすか。そういう面が大事になってくると思う」

 未来を担う若手の挑戦を温かく見守る助言。ただ、レースではライバル。負ける気はない。「毎回力を出し切ってくれる馬ではないが、本気で走ってくれれば昨年のようなレースができる。衰えは全くないから」。強烈な末脚を発揮した昨年の再現へ。ノンコノユメが「菜七子の夢」にとって、厚く高い壁であることは間違いない。

続きを表示

「2020 チャンピオンズC」特集記事

「スポニチ賞 ステイヤーズS」特集記事

2019年2月14日のニュース