【フェブラリーS】キッキングいいね!菜七子が動画チェック

[ 2019年2月14日 05:30 ]

CWコース、単走馬ナリで仕上げられたコパノキッキング
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 菜七子に全権委任だ!!「フェブラリーS」(17日、東京)でJRA女性騎手として史上初めてG1騎乗を果たす藤田菜七子(21)。その相棒となるコパノキッキング(セン4=村山)が13日、滋賀・栗東トレセンのCWコースで最終追い切りを消化した。単走で馬なり調整ながら臨戦態勢を整えた村山明調教師(47)は、レースプラン、戦法については菜七子に全て任せる意向を示した。

 コパノキッキングがCWコースで単走追いを終えたのが午前8時50分。その15分後。栗東から遠く600キロ離れた小倉に滞在する菜七子は、関係者のスマホに映るキッキングの追い切り動画に目を凝らした。

 「私が乗っているわけじゃないので何とも言えませんが…」と前置きしつつも、高水準で好調を維持する相棒の様子に満足そうにうなずいた。そして「過去の調教動画も見ていて、調教と競馬でテンションが全く違う馬だと聞いています。そこが鍵になるのかなとは思っていて、このままいってくれたらいいなと思います」とした。

 コパノキッキングは6F83秒8〜1F12秒7をマーク。馬なりだが四肢の動きはダイナミックだ。前脚が高く上がり、躍動感が半端ない。黒鹿毛の馬体が朝日に輝いた。村山師は「そんなに速そうに見えなくて思ったより時計が出ていたので、しっかり負荷が掛かっていたのかなと思います」と振り返った。

 8日に菜七子が栗東でキッキングの調教に初騎乗。最終追いに関しては、ジョッキーが騎乗するとオーバーワークになる危惧もあるため調教助手に託したが、村山師は8日の様子に「当たりも柔らかいし、うまく能力を出してくれると思う」。これまで逃げ、好位からの抜けだし、後方からの追い込みと自在の脚質で勝ち上がってきたキッキング。菜七子に全幅の信頼を置く同師だけに、「どこからでもレースができる馬。(戦法は)ジョッキーに任せたいと思う」と21歳のタクトに託した。

 レースは近い。「緊張感が増してきたのはある。その緊張感をほぐす作戦のようなものはないです」と菜七子。重圧を消すことはできない。うまく付き合うしかない。その一助として、?コパ氏に勧められたある神社に参拝して心を整えたという。キッキングは臨戦態勢を整えた。今度は菜七子が気持ちをつくる番だ。

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