【京都金杯】パクスアメリカーナ1番人気に応えて重賞初制覇 川田も称賛「期待通り」

[ 2019年1月5日 17:43 ]

<京都11R・スポニチ賞京都金杯>直線で抜け出し、重賞初制覇したパクスアメリカーナ(手前)(撮影・平嶋 理子)
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 昨秋以降、重賞を勝ちまくっている現4歳世代からまた1頭、重賞ウイナーが誕生した。6枠12番からポンとゲートを出たパクスアメリカーナ(牡4=中内田、父クロフネ)は道中、中団から。馬群の外の包まないポジションでリズム良く追走した。絶好の手応えで直線に向くと先に抜け出したマイスタイルの外に馬体を併せ、ラスト1Fの攻防で競り落としてゴールへ。川田が力走をたたえる。

 「前走が凄くいい内容だったので、ここでもいい競馬をしてくれるだろうなと思っていました。期待通りです。重賞なので楽ではなかったけど、いい競馬を組み立てられて、しっかり勝ち切ってくれました」

 昨年2月のこぶし賞ではのちのG1馬ケイアイノーテック(NHKマイルC勝ち)を撃破、続くアーリントンC2着と早い段階で重賞級の能力を示していた。NHKマイルC6着後の休養を経て昨年12月のリゲルSで復帰すると、いきなり4馬身差V。年末年始を挟み、これで2連勝としてマイル路線の主役候補に名乗りを上げた。次走は未定ながら新春の縁起重賞で弾みをつけ、さらに上のステージを目指す。

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2019年1月5日のニュース