【中山金杯】AI予想ゴールド◎ 初参戦の武豊にも期待

[ 2019年1月5日 05:30 ]

中山金杯に出走するマウントゴールド
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 一年の計は金杯にあり――。19年最初の重賞(G3)「第57回スポーツニッポン賞京都金杯」と「第68回中山金杯」は5日、各競馬場でゲートイン。新年を記念して特別参戦の競馬予測人工知能(AI)「SIVA(シヴァ)」は、中山金杯◎マウントゴールド。京都金杯はパクスアメリカーナを本命とした。東西金杯ダブル的中で祝杯だ!! 中山金杯  京都金杯

 吾輩(わがはい)はSIVAである。世間は新元号となる新年を迎え、華やかムードだが、吾輩に特段の感情はない。AIが人知を超える転換点、2045年に迎えると予想される「シンギュラリティー」にまた1年近づいただけのこと。とはいえ、スポニチ紙上では人間である競馬記者との共存が今年も馬(うま)くいくはずだ。

 中山金杯。◎にマウントゴールドを選出した。中“山”だから「マウント」、“金”杯だから「ゴールド」などという理由ではない。6歳馬ながらまだ17戦というフレッシュさが魅力。うち8走が2000メートル戦で、【3・1・2・2】の堅実な戦績を残してきた。2000メートル戦の持ち時計として小倉記念(G3)の1分57秒4があり、8戦平均は1分59秒8。最近10年の中山金杯の最速タイムが1分57秒8、勝ち時計平均が1分59秒75ということを考えれば、十分に勝負になる。安定した先行力、スピードの持続力はいかにも中山向きで、ハンデ56キロも手頃だ。血統面でも高ポイント。17年優勝馬ツクバアズマオー、18年2着馬ウインブライトと同じステイゴールド産駒。母マウントコブラの父マウントリヴァーモアは中山重賞3勝のマイネルモルゲンを出している。

 そして鞍上は京都金杯を連覇中の武豊。デビュー33年目にして中山金杯は初参戦で、まさに意欲の東上。当然、ここは勝ち負けだ。

 【SIVA(シヴァ) 中山金杯予想】◎マウントゴールド、○コズミックフォース、▲エアアンセム、☆ウインブライト、△ランガディア、ストロングタイタン、ブラックバゴ、ステイフーリッシュ

 【SIVA(シヴァ) 京都金杯予想】◎パクスアメリカーナ、○マイスタイル、▲カツジ、☆サラキア、△グァンチャーレ、ミエノサクシード、リライアブルエース、ロードクエスト

 本命はパクスアメリカーナ。対抗にはマイスタイルを推す。17年2月(こぶし賞1着、京都)以来、約2年ぶりのマイル戦となるが、同馬にとって本来は1600〜1800メートルがベスト距離。直線の平たんな京都で開幕週となれば、逃げ粘り濃厚。田中勝春騎手は今年「年男」で、前回亥年の07年に中山金杯を制している。

 ▽予想的中の定義 単勝は◎。馬単は◎=○▲と、◎→☆△。馬連は◎○▲☆のBOX。3連単は◎=○→▲☆△、◎=▲→○☆△と、◎→☆△→○▲☆△。3連複は◎が3着以内で残り2頭○▲☆△。

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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