【京成杯AH】ミスターX グローリー◎ 昇級でも通用

[ 2018年9月9日 05:30 ]

 中山11R・京成杯AHはミッキーグローリー。北九州記念勝ちのメリッサを母に、ニュージーランドT優勝カツジを全弟に持つディープインパクト産駒。弱かった体質も強くなり、昨秋から4戦3勝で一気にオープン入り。最終追いもキビキビと動き、国枝師は「動きは良く見えたね。反応が良かった。昇級でも通用する素質を持っているし、充実の5歳秋を迎えたい」と納得の表情だった。

 中山芝1600メートルは【2・1・1・1】と好成績。抜群のレースセンスで、小回り舞台を器用にクリアしてきた。開幕日だった土曜は好位勢の活躍が目立った。いつも通り、前から抜け出せば、後ろの馬は捉えるのに苦労する。馬単(10)から(2)(7)(9)(14)へ。



 阪神11R・セントウルSはファインニードルの地力を信じたい。昨年のここを制し、今年に入ってシルクロードS→高松宮記念を連勝。前走・チェアマンズスプリントプライズは、短距離王国・香港の壁に跳ね返されたものの、4着なら面目は保った形だ。

 スプリンターズSの前哨戦となるここは、仕上がり面が気になるところだが、前述のシルクロードSは約4カ月の休み明けをV。鉄砲は利く。中間もしっかり負荷を掛けた調教を消化しており、大きく割り引く必要はなさそうだ。重量58キロはハードルでも、今回の相手関係を考えれば、飛び越えられる。ここで不格好な競馬をするクラスの馬ではない。馬単(14)から(2)(6)(8)(11)へ。

続きを表示

2018年9月9日のニュース