【万哲の乱 特別編】9日阪神11R 6F血統のアンヴァルが本領発揮

[ 2018年9月9日 08:00 ]

 日曜は中山競馬場(千葉県船橋市)がある関東地方が例外的に好天で、全国的には悪天候。

 阪神11R・セントウルSが行われる関西地方は終日雨予報で道悪は避けられまい。良馬場なら例年「1分7秒台」の攻防だが、今年は良くて1分8秒台後半?純粋なスピード勝負なら、北九州記念3着のラブカンプー、持ち時計があるファインニードル(休み明けと別定58キロがネック)が優位だが、道悪なら能力半減の恐れも。

 ◎アンヴァルの前走・北九州記念(10着)はスタート直後に他馬に寄られて下がり、直線は前が壁になって追えない不完全燃焼。レース自体は全く力を出せなかったが、休養前より14キロ増えた馬体重に成長の跡を感じた。昨年10月京都の2歳500万下(不良)で極悪馬場で3馬身圧勝Vで道悪OK。母アルーリングボイスは6Fの小倉2歳S制覇。さらに祖母アルーリングアクトも小倉3歳S制覇と完全な6F血統。この母系独特のピッチ走法をアンヴァルも引き継ぎ、ロスの少ない走りで馬場悪化にも対処できる。中間の動きも良く、ここは狙い目。

 《もうひと押し》阪神9R・新涼特別は◎マリームーン。前走(福島ダート1700メートル)はコーナー4回のコースにも無難に対応したが、持ち前のスピードは今回の1400メートルの方が生きそうだ。

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2018年9月9日のニュース