【細原・騎手で獲る　特別編】９日中山１１Ｒ　成長力のハーツ産駒ロジクライ完全復活だ！！

　京成杯ＡＨ（中山１１Ｒ）は充実一途◎ロジクライの軸は揺るがない。重賞舞台の近２戦はともに「レコード決着」のハイレベルな戦い。２走前のマイラーズＣこそオーバーペースに巻き込まれ７着と崩れたが、前走の中京記念は好位から鋭く０秒１差２着。実力馬が完全に軌道に乗った。レース後の浜中も手応えをにじませ「速い時計に対応できたのは収穫。久々だったし、次はもっと良くなると思う」と巻き返しを誓っていた。成長力の高いハーツクライ産駒。ロジも例に漏れず、長期休養前は馬体の緩さが抜けきれない現状だった。それが一戦ごとに地力を強化し、持久力のあるスピードを身につけた。前走のパフォーマンスが全てを物語っている。

　スタートしてすぐにコーナーがあるトリッキーな中山マイル戦。開幕馬場では内枠が圧倒的に優位で、当レースもインをロスなく立ち回った馬の好走が光る。ロジの内枠（２）番は絶好。前々から王道の競馬で押し切る。馬券は馬単・馬連。相手はミッキーグローリー、ヒーズインラブ、ストーミーシー本線。ロードクエスト、ヤングマンパワーを押さえる。