障害の絶対王者オジュウチョウサン 1694日ぶり平地競走出走へ!登録馬フルゲート下回る

[ 2018年7月1日 17:56 ]

障害の絶対王者オジュウチョウサン
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 J・G1を5連覇中の障害競走の絶対王者オジュウチョウサン(牡7=和田正一郎厩舎)が出走を予定している7日の福島9R・開成山特別(500万下、芝2600メートル)の登録馬が発表され、フルゲート16頭を下回る14頭にとどまった。

 オジュウチョウサンは同レースに武豊騎手とのコンビで参戦予定。平地競走での獲得賞金は0円のため、出走は他馬の動向次第となるが、登録馬の数がフルゲート頭数を下回ったため第1関門をクリアしたこととなる。

 無事に出走となれば、最強ジャンパーにとって、これが3戦目の平地レース出走となる。4年8カ月前の2013年11月16日・2歳未勝利戦(8着)以来、平地レースは実に1694日ぶり。

 現在、障害重賞を9連勝中と障害レースでは2年間無敗。管理する和田正師は「オーナーの意向で平地G1での可能性も考えてみようと。現状、平地は未勝利なので重賞には登録すらできない。ここを勝っておけば、賞金が足りなくてもフルゲートを割った重賞には出走ができる」と出走の意図を説明している。和田正師は「なんとか出走できそうでよかった。調整は順調に出来ているし、水曜に普通に追い切る予定」と胸をなで下ろしていた。

 今年の宝塚記念のファン投票では平地未勝利ながら4268票を集め、全競走馬中43位に入った。障害競走で絶対的な力を誇る同馬が舞台を変えて、どのようなレースを見せるのか注目が集まっている。

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2018年7月1日のニュース