チャリティーオークション大盛況 菜七子ら28人の騎手参加

[ 2018年7月1日 05:30 ]

福島競馬場のチャリティーオークションで、自身の提供したジャージーを着用する藤田菜七子騎手
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 30日の福島競馬終了後、ジョッキーによるチャリティーオークションが開催され、藤田菜七子(20)を含む計28人の騎手が参加。パドックには300人のファンが集まり、オークションは大盛況だった。

 中でも、菜七子が提供したジャージーが出品されると大きな歓声が。菜七子は「1、2回着てしまっているし、大したものではないんですけど」と恐縮したが、一声目から多くの手が挙がった。先輩騎手にうながされた菜七子が、その場でジャージーを着ると会場はさらにヒートアップ。1万円からスタートした競り合いは、12万5000円まで跳ね上がった。ラストは残り3人のジャンケン対決となり、“目玉商品”は落札した会社役員の元へ。落札者は「17万円くらいまでならいこうと思っていた。自分は菜七子ジョッキーのファンですから、商品が出れば手を挙げようと思っていました」と笑顔を見せた。昨年7月は菜七子のチャリティーサイン入りキャップ1000個が、わずか5分で完売している。

 このジャージーが今回のオークション最高額となり、計5品の合計金額は29万7000円に。菜七子は「本当にいいのかなとびっくりした。ありがたいです」と話し、売り上げは日本騎手クラブから「東日本大震災ふくしまこども寄附金」として送られる。

 JAR通算29勝の菜七子はこの日、8鞍に騎乗。8Rの5番人気マルーンエンブレム(牝3=小島)で2着に好走。1日も福島で7鞍がスタンバイしている。

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2018年7月1日のニュース