【船橋・京成盃グランドM】キングガンズ、5連勝で重賞初V

[ 2018年6月21日 05:30 ]

京成盃グランドマイラーズを圧勝したキングガンズラング
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 「第21回京成盃グランドマイラーズ」(S3)が20日、船橋競馬場で行われた。2番人気キングガンズラングが2角で先頭を奪って押し切り、5連勝で重賞初制覇を決めた。

 ここまでの4連勝は前々走の2番手抜け出しを除き、強烈なまくりで圧勝してきた。出ムチをくれてハナ争いを展開したスタート直後の展開には、場内ファンから思わず、エッ!?と声が漏れたほど。だが結果的には、この石崎駿の判断が奏功した。

 4角まで終始、ウェイトアンドシーに外から競られる展開も、直線を向いた瞬間に能力の違いを見せつけた。鞍上のゴーサインに反応すると後続をあっという間に引き離し4馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

 石崎駿は「不良馬場だし相手のレベルが上がったので楽な競馬をさせたくないと思ってハナを奪った。少しペースが速いと思ったが馬が頑張ってくれた」と満足げ。矢野師は「本格化は来年。ゆくゆくは東京大賞典などを使える馬になれれば」と夢を語った。次走は未定。

 ◆キングガンズラング 父ストリートセンス 母ダイワデリカシー(母の父バブルガムフェロー) 牡4歳 船橋・矢野義幸厩舎 馬主・バスター 生産者・北海道新ひだか町の酒井秀紀氏 戦績13戦9勝 総獲得賞金4725万円。

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2018年6月21日のニュース