【宝塚記念】ヴィブロス、前走からも衰え感じない

[ 2018年6月21日 05:30 ]

坂路で単走で追い切りするヴィブロス
Photo By 提供写真

 【取捨選択・ヴィブロス】ヴィブロスの最終追いは坂路で4F58秒7〜ラスト1F13秒8。時計だけを見れば、G1の最終追いとしては物足りない。ただ、追い切ったのは午前7時40分すぎ。20日朝の栗東は大雨。特に午前6〜8時の降り方がひどく、気象庁のHPによると栗東に近い大津では、同時間帯に約30ミリの降雨が観測されている。短時間に一気に悪化した馬場と、元々強い追い切りを予定していなかったことを加味すれば、納得の内容か。

 不振の時期もあったが、敗因が割とはっきりしている馬。前走の走りからも力の衰えは感じない。距離経験は乏しいが、全姉ヴィルシーナが14年の当舞台で3着。オークスでも2着と好走しており対応可能。あとは馬場状態。高速決着が得意とは言えず、むしろ道悪は歓迎。変わりやすい梅雨時の天候。雨の影響が残れば残るほど、重い印が必要になる。

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2018年6月21日のニュース