【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】16日中京10R 初戦Vはフロックではないロードライトの連勝期待

[ 2017年12月16日 08:00 ]

 先週の阪神JFで◎指名したマウレアは3着でフィニッシュ。予想的には不的中となってしまったが、競馬の内容は決して悪くなかった。関東馬には負担が大きいとされる阪神までの輸送、初めての右回り、持ち時計のなさ、一気の相手強化など、多くの不安要素を払しょくする3着。直線で一瞬狭くなるシーンがなければ、もっと接戦に持ち込めただろう。陣営からも「来年が楽しみになる内容」と前向きなコメントが聞かれた。次走に予定しているクイーンCを注視したい。

 そのマウレアのライバルになるかもしれない、同厩舎の◎ロードライトが出走する中京10R・つわぶき賞が本日の勝負どころ。東京芝1400メートルの新馬戦は8番人気と全く注目されていなかったが、好位から直線で2着マートルリースとの叩き合いを首差制して先頭ゴール。走破タイム1分22秒7、上がり3F33秒6とも新馬戦としては優秀で、3着には5馬身差。フロックではない。前走後は同じ左回りの芝1400メートルが舞台のここに照準を絞り、順調に調整されて仕上がりは良好。同じく1戦1勝で武豊騎乗のサウンドキアラが人気の中心だろうが、新馬戦Vの内容は全く引けを取らず、狙い目十分とみた。

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2017年12月16日のニュース