【宝塚記念】外国人騎手は未勝利も…クラウン、シャケトラ一発狙う

[ 2017年6月14日 11:00 ]

15年にJRA騎手として「デビュー」したM・デムーロ(左)とC・ルメール(右)
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 中央競馬・上半期の総決算「第58回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)が25日、阪神競馬場11Rで行われる。最大のライバル・サトノダイヤモンドは海外遠征に備えて回避を表明し、大阪杯→天皇賞春とG1を連勝しているキタサンブラック「一強」の様相となっている。

 逆転候補に目を向けると、15年にJRA騎手として“デビュー”し、目覚ましい活躍を見せているM・デムーロ、C・ルメールの両騎手が騎乗する馬がやはり気になるところ。デムーロは14日現在、リーディング争いでトップを走っており、同2位につけているルメールも3週連続G1勝利など大活躍の上半期だった。

 デムーロを鞍上に迎えるのはサトノクラウン(牡5=堀厩舎)。香港ヴァ―ズではBCターフ勝ち馬で単勝オッズ1・3倍だったハイランドリールを破っており、再度の大物食いを狙う。ルメールはシャケトラ(牡4=角居厩舎)に騎乗予定。キャリアわずか7戦ながらその潜在能力は高く評価されている。

 優勝すれば、史上初の外国人騎手による宝塚記念制覇となる。G1では今年新設された大阪杯、ホープフルSを除けば、秋華賞と宝塚記念のみ外国人騎手の優勝がない。それでも昨年はデムーロが2着(ドゥラメンテ)、ルメールが4着(ラブリーデイ)と好走。キタサンブラックにとっては脅威となりそうだ。

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2017年6月14日のニュース