【函館SS】もはや風物詩!今年も到来“初夏のクリスマス”

[ 2017年6月14日 05:30 ]

厩舎周辺で運動するクリスマス
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 函館開幕を飾るのはサマースプリントシリーズ第1戦「函館スプリントS」。当地で【3・0・1・0】のコース巧者クリスマスが、2つ目のタイトルを狙って、北の大地に戻ってきた。

 札幌でも1勝しており、全5勝中4勝が北海道の洋芝コース。中央場所よりパワーが必要とされる洋芝が合っているのはもちろんだが、好走の理由はそれだけではない。「函館に来ると不思議と馬が落ち着いている。環境の効果も大きい」と話すのは田村助手。敷地の広い美浦は馬道と車道が隣接しているが、狭い函館は馬道のみで車両の進入はほとんどない。「音に敏感な面があり、運動中もバイクのエンジン音なんかに反応する。ここはそれがないのも、この馬にとってはいいのかもしれない」

 このレースは3歳時の14年に出走し、首+頭差の3着に惜敗。「体調は良さそうだし、先週の追い切りに乗った松岡も“いい動き”と言ってくれた。適性で何とか」と、4年越しの雪辱Vを狙う。馬名とは真逆の夏の北海道こそが最も輝ける舞台。近年の風物詩となっている「季節外れのクリスマス」が、今年も訪れるか注目だ。

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2017年6月14日のニュース