【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】6日京都11R 大物ラニが帰国2戦目で本領を発揮

[ 2016年11月6日 08:00 ]

 先週の天皇賞・秋を的中して気分良く迎えた今週末だったが、土曜はイマイチの結果だった。当欄で推奨した福島11Rのハッピーノリチャンも、直線で堂々と抜け出したものの、ゴール前で3頭に差されて無念の4着。失った資金を取り戻すべく、きょう日曜の競馬に気合を入れて臨みたい。

 勝負どころは東西メインに組まれた重賞2レース。アルゼンチン共和国杯のモンドインテロも自信の◎だが、当コラムでは、紙面に予想の根拠を掲載していない京都11R・みやこSを取り上げたい。狙いは海外遠征から帰国2戦目となる◎ラニ。米国の3冠レースを皆勤し、最終戦のベルモントSでは0秒2差の3着。今後、日本のダート界をリードしていく大物とみた。

 帰国初戦の前走・ブラジルCは3着止まりも、最後の直線では“さすが”の伸びを披露。調教過程から本調子には遠いと考えていただけに、あらためて能力の高さを実感させられた。初勝利がデビュー3戦目で、約3カ月ぶりの実戦だったカトレア賞も5着止まり。米国遠征でも1戦ごとに着差を詰めていったように、休み明けは走らない典型的な「叩き良化型」。長めから追われて破格の猛時計をマークした今回は、ワールドクラスの走りを見せてくれると確信している。

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2016年11月6日のニュース