【AR共和国杯】2番人気シュヴァルグラン 直線抜け出し重賞2勝目

[ 2016年11月6日 15:42 ]

<東京11R・アルゼンチン共和国杯>レースを制した(11)シュヴァルグラン(左)。右は4着に敗れたルメール騎乗の(1)モンドインテロ

 「第54回アルゼンチン共和国杯」(G2、芝2500メートル・晴・良)は6日、東京競馬場11Rで行われ、福永騎手騎乗の2番人気シュヴァルグラン(牡4=友道厩舎、父ハーツクライ、母ハルーワスウィート)が直線抜け出し優勝、重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは2分33秒4。

 レースはクリールカイザーがハナを切りムスカテール、ショウナンバッハ、フェスティヴイェル、マイネルメダリストが続きモンドインテロ、シュヴァルグランは中団、トレジャーマップ、レコンダイトは後方につける展開。ゆったりしたペースで隊列はほぼ変わらないまま最終コーナーを回るとモンドインテロ、シュヴァルグランが前をうかがいアルバート、ヴォルシェーブも追い上げたがシュヴァルグランが抜け出して勝った。

 半馬身差の2着にアルバート、2着から頭差の3着にヴォルシェーブが入った。

 シュヴァルグランに騎乗した福永は「ペースは速くならないと思ったので、ある程度いい位置を…と思っていた。スタートだけは上手に出ようと思っていた。休み明けと(トップハンデの)58キロで直線の反応は良くなかったが、加速がついてからはいい伸びだった。妹(ヴィブロス)の方がG1勝ちは先になったが、こちらも次はG1。まだまだ強くなる」と次走ジャパンC(27日、東京)でのG1獲りを見据えていた。

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2016年11月6日のニュース