【秋華賞】ヴィブロスが姉ヴィルシーナの雪辱!福永「良い瞬発力持ってる」

[ 2016年10月16日 16:50 ]

<京都競馬11R秋華賞>半馬身差で秋華賞を制したヴィブロス(手前)(手前2頭目から2着・パールコード、3着・カイザーバル、4着・ジュエラー
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 3番人気のヴィブロスがG1初挑戦で初優勝。鞍上の福永騎手は「良いリズムで進められていたので、これで負けたら仕方ないという気持ちで直線を追った」と会心のレースを振り返った。

 道中はビッシュ、ジュエラーの人気上位馬を後ろに従えての競馬。「前もある程度飛ばしていて、ちょうどポケットのような一番良いところに位置を取れた。ビッシュがななめ後方にいるのは3コーナーで確認していたが、自分のリズムで直線へ追い出すことができた。それが何より」と勝因を分析した。

 ヴィブロスの姉、ヴィルシーナが果たせなかった秋華賞制覇。レース後、馬主で元プロ野球選手の佐々木主浩氏と喜びを分かち合った。

 「ヴィルシーナは晩年に乗せてもらったんですけど、タイプが違う馬。ヴィルシーナはスピードの持続力が優れた馬でしたけど、この馬は良い瞬発力を持っている。初G1挑戦できっちり勝ってくれたあたりは能力の高さの証。良くなっている途中の馬なので、今後の期待も大きい」

 「チャレンジャーの立場で強い馬たちにぶつかってくれた」と相棒を称賛。「一緒に大きい舞台にどんどんチャレンジしていけたら」と今後を展望した。

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