【寺下の変　特別編】１６日京都３Ｒ　秋華賞の資金稼ぎは内回りで粘り込む◎ナムラマリア

　土曜の京都芝レースは開幕週に続いて“先行馬パラダイス”だった。逃げ馬フェチにとっては最高の馬場状態だったが、きのう推奨した３レースはすべて外回りのレースで…（本命馬は３、６、４着）。逆に内回りの３レースは、逃げた馬が３戦３勝とパーフェクトＶ。土曜の反省を生かして、内回りで勝負しよう。

　京都３Ｒはナムラマリアに◎。阪神の新馬戦（４着）は決め手勝負に屈したが、非凡なスピードで先手を奪った。直線平たんな京都に替われば粘りは倍増だ。馬券は単勝＆複勝で勝負。

　もう１つの内回りレースはメイン１１Ｒ秋華賞。このレースは毎年、序盤からポジション取りが激しくなり、逃げ切りは困難。ディープインパクト産駒の中でも、最も“ディープっぽい”◎レッドアヴァンセを狙う。京都でみせた末脚は世代屈指。産駒特有の切れ味は前２年の覇者ショウナンパンドラ、ミッキークイーンに激似。直線で上り坂のある阪神、東京では末脚をフルに発揮できなかったが、２勝を挙げている得意な京都なら変身可能。たまには鮮やかな差し切りＶを堪能しよう。