【万哲の乱 特別編】16日東京11R ショウナンバッハが得意の秋で切れる

[ 2016年10月16日 08:00 ]

 秋華賞に注目が集まる本日だが、東京&新潟の両メインは実力古馬の戦いで目が離せない。東京11R・アイルランドTの2年前の優勝馬エイシンヒカリ(外にヨレての勝ち方は衝撃だったが…)の知名度は今や世界級。今年も未来のG1馬が誕生するかもしれない。

 東京11Rの(8)ショウナンバッハは思えば、昨夏から昨秋にかけて出世した。昨年11月ノベンバーS(東京2000メートル)で見事な直線一気を決めると、続くG1ジャパンC(12着)は上位馬には確かに離されたが、上がり3F33秒7は最速だった。プロ野球シーズンが終わりになる頃、調子を上げるタイプなのかもしれない?休養を挟んだ前走・オールカマー(6着)の上がり3F34秒3もメンバー最速。勝ったゴールドアクターと0秒4差の奮闘は、手頃なオープン特別なら胸を張れる。もともとが左回り巧者。前に行く馬も何頭かいて、末脚を生かしやすい顔触れなのもいい。今後の重賞戦線に向けて、確実に賞金加算あるのみ。

 ≪もうひと押し≫新潟11R・信越Sの(12)ベルルミエールは1400メートル巧者。1F不足していた前走・北九州記念(5着)でもラストの伸びは目立っていた。軽い切れが武器だけに、初の新潟参戦が何よりの魅力。

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2016年10月16日のニュース