【マイラーズC】ワールドエース復活V“さすがダービー1番人気”

[ 2014年4月28日 05:30 ]

ゴール前、抜け出してマイラーズCを制したワールドエース

 京都ではマイラーズC。12年ダービー1番人気馬ワールドエースが初のマイルで復活V。アンドレアシュ・シュタルケ(40=ドイツ)はJRA重賞初勝利。ディープインパクト産駒が1~3着を独占した。

【レース結果】

 12年ダービー1番人気(4着)の金看板は色あせていなかった。好位から力強く抜け出したワールドエース。懸命に迫ろうとするフィエロを振り切り1分31秒4のコースレコードでV。ゴール後にはシュタルケを振り落とす場面もあったが、これは元気があり余ってのもの。人馬とも無事に引き揚げ、12年若葉S以来の美酒に酔った。

 「ベリーハッピー。いいスタートを切れて完璧なレースができた」。人気を分け合ったディープインパクト産駒の中で真っ先に動いた。底力を信じていた。「ユタカの馬が来たと思ったが手応えが良かったので自信はあった。母系はドイツ血統。縁のある馬で勝てて良かった」

 レース後、池江師はラトルスネークで14着だった須貝師に、こう話しかけられた。「ダービー1番人気馬はここでは違ったな」。須貝師は12年ダービーにゴールドシップを送り出し、2番人気で5着。かつてのライバルが意地を見せたことがうれしかった。「さすがやね。ダービー1番人気はダテじゃなかった」。池江師も喜びをかみしめた。

 ダービー後は苦難の連続。放牧中に左前脚屈腱炎を発症。今年1月の白富士S(5着)で復帰したが、その後も右前脚にフレグモーネを発症。指揮官も快走に驚いた。「調教で格下馬にアオられ体も緩かった。正直七分ぐらいの出来だったのに」

 次走は安田記念(6月8日、東京)。鞍上はウィリアムズを予定。師は「簡単にはいかないと思うが、ここを使ったことでグンと良くなると思う」。世代No・1の呼び声が高かった逸材は、マイルの頂点を目指していく。 

 ◆ワールドエース 父ディープインパクト 母マンデラ(母の父アカテナンゴ)牡5歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績8戦4勝 総獲得賞金2億350万5000円。

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