【香港・QE2世C】エピファネイア4着 母子海外G1制覇ならず

[ 2014年4月28日 05:30 ]

香港G1・QE2世Cで4着だったエピファネイア(左端)

 香港G1・クイーンエリザベス2世C(芝2000メートル、10頭)が27日、シャティン競馬場で行われ、日本から参戦した福永祐一(37)騎乗、昨年の菊花賞馬エピファネイア(牡4=角居)は直線伸びず4着。アンコイルド(牡5=矢作)は最下位10着に終わった。

 初の海外挑戦となったエピファネイアだったが香港のファンは単勝2番人気に支持した。「大阪杯(3着)で後ろからになったから同じ競馬をしたくなかった」と作戦を明かした福永。外からポジションを押し上げ、3角では3番手。手応え十分のまま4角を回り、先頭に並びかけたが、ここからが案外。鞍上が手綱を押しても反応がない。最後まで伸び切れず4着。母シーザリオに続く、母子海外G1制覇はならなかった。

 「道中、壁をつくれればベストだったが、力を信じて攻めた結果」とサバサバとした表情の福永。レース終了後、20分近くも検量室でレース映像を凝視した角居師は「ペースが遅くて行きたがった。1、2番手の馬で壁をつくることができなかった」と敗因を分析した。次走は未定。馬は30日に香港を離れ、帰国する。

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2014年4月28日のニュース