【アーリントンＣ】ミッキーアイル１２秒２　音無師「文句なし」

坂路でパワフルな動きのミッキーアイル

　アーリントンＣの追い切りが２６日、栗東、美浦トレセンで行われた。シンザン記念に続く重賞Ｖ２を狙うミッキーアイルは坂路単走で３連勝の勢いを感じさせる動き。最後まで素軽さ十分の脚さばきで、４Ｆ５１秒５～１２秒２の好時計をマーク。

　音無師の口からは思わず、「いいですね。文句なし」と手応え十分のセリフが飛び出した。「厩舎に戻ってきて３週間、（速い）追い切りは２本だけど不安はないよ」

　前走は快勝だったが、馬体はマイナス２キロの数字以上に「すっきり見えた」と指揮官。そこで放牧を挟んで体を戻し、ここに向けて調整してきた。

　「今回はプラス体重になると思う。この後はＮＨＫマイルＣに直行かもしれないし、しっかり仕上げました」

　気性や血統、スピードあふれるレースぶりを考慮して、春はマイル路線に専念する。目指すは３歳マイル王の座。ここはあっさり突破したい。