【阪急杯】今週も“コパノ劇場”だ!リチャード、パワー全開

[ 2014年2月27日 05:30 ]

 コパノリチャードは2本目の坂路でマイネルアイザック(5歳1600万)の後方を追走したが、いざ並びかけると抑えきれない手応え。「腕がちぎれそうだった」と担当の岡田助手が苦笑いするパワーで4F52秒6~12秒4。最後は3馬身もの差をつけた。

 「この馬らしい動きだったね。休み明けだけどボケている感じはない。力は出せると思うよ」

 “らしさ”を確認した担当者は手応え十分。開幕週で前が止まらない馬場なら持ち味を最大限に生かせる。宮師が「ゲートさえ五分に出てくれれば。二の脚は速いからね」と言う。スワンSを逃げ切ったように、リズム良く運べれば反撃必至だ。「ここを使って、高松宮記念に行くつもり。力を見せてほしい」。

 先週のフェブラリーSを16番人気で快勝したコパノリッキーと同じ、Dr・コパこと小林祥晃氏が馬主。強運オーナーから吹く追い風に乗って、リチャードがスピードをいかんなく発揮する。

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2014年2月27日のニュース