【大井・東京記念】セレン圧勝で4度目の重賞制覇

[ 2010年10月8日 06:00 ]

 南関重賞「第47回東京記念」が7日、大井で行われ、断然人気セレンが圧勝。5月の大井記念以来、2戦ぶり4度目の重賞制覇を飾った。

 道中は中団。最後の直線で先団がひと固まりになる。半ばで馬群からスッと抜け出すと、石崎駿が手綱を持ったまま後続に4馬身差。次元の違う走りを見せた。主戦で父の石崎隆からバトンタッチした駿は07年9月の新馬7着以来の実戦騎乗。
 「こんなに強くなるとは…。自分は何もしていない。馬が強かっただけ。もう少し強い相手でもいい勝負ができると思う」と胸を張った。また、勝利を祝福するかのように石崎隆は前後の8、9、11Rで騎乗機会3連勝した。セレンは地元船橋でのG1・JBCクラシック(11月3日、1800メートル)へ向かう予定。

 ▼2着ルースリンド(佐藤太)マイルは忙しいし、スタミナがあるので長い距離の方がいい。
 ▼3着カキツバタロイヤル(本多)距離、重量もこなしてくれたし、いいレースはできた。

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2010年10月8日のニュース