【プラタナス賞】平野＆オヤシオ初の特別勝ちだ！

　【東西ドキュメント・７日＝美浦】わずかな差で優勝を逃した凱旋門賞のナカヤマフェスタ。二ノ宮厩舎に所属するルーキー平野は、厩舎スタッフとともにテレビ観戦。浜田が感想を聞くと「久々に興奮しました。ゴール前は思わず声が出た。残念でしたが、先生やスタッフの凄さをあらためて感じた。僕も頑張って、ああいう馬を任せてもらえるようになりたい」と目を輝かせた。

　そんなルーキーが、今週の騎乗馬で楽しみにしているのが土曜東京９Ｒ・プラタナス賞のオヤシオ。前走の未勝利戦は４馬身差の圧勝だった。「タメて切れる感じなので、東京は合っていると思う。距離も問題ない。特別でも続けて乗せてもらえるのはありがたいこと。相手は強くなるけど、何とか結果を出したいです」。ナカヤマフェスタに刺激を受けた２０歳が、自身初の特別勝ちへ。その経験の１つ１つが、新たな自信となっていく。