【シンガポール航空国際C】シャドウゲイト“理想時計”

[ 2010年5月14日 06:00 ]

田中勝を背に軽快に追い切るシャドウゲイト

 シンガポール航空国際C(16日、クランジ競馬場、芝2000メートル)に挑むシャドウゲイト(牡8=加藤征)が13日、最終追いを行った。

 既に20数度はあろうかという午前5時すぎ、田中勝を背に同競馬場芝コースに入り、しまいをしっかり伸ばす感じ。3F36秒7~1F12秒0で軽快に駆け抜けた。田中勝は「5Fから15―15でラスト3Fはしっかり追った。3年前に勝った時と同じくらいの出来にあると感じた」と好手応え。見守った加藤征師も「輸送後の回復も順調だし、あらためてシンガポールの環境に合っていると感じた。きょうの調教も理想的な時計で満足」と3年ぶりの同レース制覇に向けて、ボルテージを上げた。
 ヤマニンキングリー(牡5=河内)はポリトラックをキャンターで1周。騎乗した安藤助手は「馬は仕上がっているので、このままの状態を保っていければ」と順調をアピールしていた。
 なお、午後に枠順が発表されシャドウゲイトは1番、ヤマニンキングリーは5番に決まった。

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2010年5月14日のニュース