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【1993年3月】ロード/THE虎舞竜 実はから生まれた切ないヒット曲は「B面」だった

 ★93年3月ランキング★
1 YAH YAH YAH/CHAGE&ASKA
2 負けないで/ZARD
3 ロード/THE 虎舞竜
4 時の扉/WANDS 
5 優しい雨/小泉今日子
6 チョット/大黒摩季
7 ぼくたちの失敗/森田童子
8 慟哭/工藤静香
9 僕らが生まれた あの日のように/USED TO BE A CHILD
10 すれ違いの純情/T―BOLAN
注目無言坂/香西かおり
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【ロード/THE虎舞竜】

 実話に基づいた作品だ。

 バンドのリーダー、高橋ジョージの女性ファンが手紙で相談を持ちかけてきた。「離婚経験がある子持ちの男性との間に新しい生命が宿りました。でも打ち明けることができなくて…」。女性は男性から「もう子どもはいらない」と言われ、悩んだ末に高橋に打ち明けたのだった。

 高橋が間に立ち、男性は女性と結婚することになり、もちろん出産も快く認めてくれた。すべてがハッピーになったはずだったが、運命はあまりにも非情だった。女性は出産間際に交通事故に巻き込まれ死亡。新しい家庭も、新しい命も誕生することはなかった。

 「何でもないようなことが幸せだったと思う」。有線放送から流れてくる、ハーモニカとピアノだけの切ないメロディーと当たり前のようでいて日ごろ忘れていた胸に突き刺さるフレーズ。これが耳にした多くの人の琴線に触れた。「ロード」が流れるたび、各有線放送の営業所の電話が鳴り響いた。「誰が歌っている、何という曲だ」。

 もともとCDのカップリングの曲。いわゆ「B面」扱いだった。「A面」の曲が売れた枚数はわずか2000枚。「ロード」が後に再発売され、190万枚のメガヒットになる要素は全くなかったが、ある有線の営業所がたまたま耳にし、いい曲だからと推奨曲でヘビーローテーションで流し続けたところ、92年11月ベスト100に顔を出し、後は前述の通り。

 それに伴ってCDの売り上げは爆発的に伸び、生産が追いつかなくなった。「ロード」は計13章で完結するストーリーとなっているが、翌94年にリリースされた2章も60万枚のヒットとなった。

 高橋が憧れていたエルビス・プレスリーの曲にちなんで「THE TROUBLE」(ザ・トラブル)でデビューしたのが82年。その前にもデビューの話はあったが、当時人気絶頂だった横浜銀蠅と“かぶる”という理由で2年も待たされた。やっとデビューしたものの鳴かず飛ばずで、解散。楽器も機材も高橋は一度手放していた。

 ロード」を世に出す時もいわば自主制作の形でリリース。そのおかげで今でも印税はそのまま高橋に入ることになっており、それだけで年間1000万円を超えるというから驚きである。

[ 2012年3月3日 06:00 ]

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