仲邑菫三段 韓国初陣飾れず「凄く緊張した」 第5回最高棋士決定戦

[ 2024年3月4日 05:30 ]

3日、韓国でのデビュー戦で李昌錫九段と対局する囲碁の仲邑菫三段=京畿道城南市(共同)
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 囲碁の日本女流最年少タイトル獲得記録(13歳11カ月)を持つ仲邑菫三段(15)が3日、韓国棋院移籍後初の対局となる「第5回最高棋士決定戦」に臨み、強豪の李昌錫九段(27)に敗れた。対局はソウル郊外の京畿道城南市で行われ、終局後、仲邑は「凄く緊張した」と“韓国デビュー戦”を笑顔で振り返った。

 仲邑は一時、武者修行生活を送った韓国囲碁界でも「神童」として知られている。勝利した李九段も「実力があり手ごわかった。強い相手とたくさん対戦し、成長してほしい」とエールを送った。

 韓国は世界チャンピオンを多数輩出し、中国とともに2強を形成する囲碁の強豪国。仲邑三段は2日付で韓国棋院に移籍し「客員棋士」として活動する。

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