玉川徹氏 中学校の願書出し忘れ問題で私見「受験を許さないというこの教育委員会と高校には疑問」

[ 2024年3月4日 14:07 ]

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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が4日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。福岡市東区の私立博多女子中学校で2月、公立高校の入学願書を学校側が出し忘れて生徒3人が志望校を受験できなかったことについてコメントした。

 出願業務を担当した教諭が、締め切りを勘違いし、高校受験の願書を期限までに提出できなかった。3人が受験を希望したのは、福岡県古賀、福津両市と同県新宮町の一部事務組合が運営する古賀竟成館(きょうせいかん)高校。中学校の校長が高校側と掛け合ったが「例外を認めるわけにはいかない」と受理を認められなかったという。

 番組では、志望校を受験できなかった生徒の父親が「人生をめちゃくちゃにしたと言われてもおかしくないのに、それを30万円で“はい、終わりましょう”では到底納得がいかない」などと話しているインタビューを放送。学校側は、系列の博多女子高校への進学と和解金を提示しているという。

 玉川氏は「一義的な責任は出し忘れた中学校にあるんだと思いますけど、この高校と教育委員会はどうなんだろうと思いますね」と言い、「何のために試験をやるんですかと。その高校に入りたいという人の中で、学力的に見合った人を選抜するということでやるわけでしょ。別に中学校が出し忘れたかどうかって関係ないわけじゃないですか、入試の本旨としては。今回、責められるべきは中学校であって、なんでその不利益を子供たちが負わなければいけないのかということですよ」と指摘。

 「こんな四角四面でやるんだったら、この教育委員会とかこの高校に何かちょっとでも問題があった時には誰も許してくれないと思いますよ。ちょっとしたミスで何か起きたとしても。ミスはしますよ、人間は。ミスはするけれども、それに対して謝って、これからこのようにして2度と起きないようにしますと言えば、許すというのが社会じゃないですか」と言い、「それを当事者でもない人に損害を負わせて、受験を許さないというこの教育委員会と高校には疑問です」と自身の考えを述べた。

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