青学大・原晋監督　新しいチャレンジへの迷いには「多くの人が幸せになれるかどうか」を考える

青学大・原監督

　今年の箱根駅伝で青学大を2年ぶり7度目の総合優勝に導いた原晋監督（56）が、11日放送のTBS「初耳学」（日曜後10・00）に出演。カリスマ先生の熱血授業に登壇し、開口一番、「皆さん、今日は貴重な体験ですよ。講演会ランキングNo.1ですから。こうしてタダで聞ける」と笑わせた。

　俳優の和田正人（44）からの副業、新たな一歩になかなかチャレンジできないという相談に対し、原監督は「新しいことをやる先が、多くの人が幸せになれるかどうかだと思う。自分だけが目立つ、自分だけが得をするではなくて」と述べた。

　自身の公演活動などに触れ、「私の話を聞いていただけることで多くの人が参考になって元気をもらって、また明日から頑張ろうという文化ができるのであれば、やるべきだと思うそういう視点で、迷ったときには楽しい方向、人が喜ぶ方向を選択して頑張っていきたいと」と説明した。

　日大出身で箱根駅伝出場経験のある和田が、将来的にジュニアの陸上競技クラブで指導したいと考えていることを明かすと、原監督は黒板に「和田日大監督」としるした。和田が「日大の関係者に怒られるやつ」と慌てる姿を横目に、「日大復活には和田正人」と声高々に宣言していた。