EXILE・HIRO　ディスコ勤務経てデビューしブレイク「諦めていたら今みたいにはなっていない」

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　EXILEのHIRO（54）が10日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。自身のデビュー秘話などを明かした。

　中学まで野球部に所属していたというHIROだが、途中で退部させられたと告白。その理由について問われると「それは記憶にないんですけど」と笑った。

　「野球部辞めたての人のあるあるで、すぐに派手にしたくなったりとか。その延長戦上でディスコとか、今で言うクラブみたいなのにハマった。10代の頃はディスコで働いていて」と横浜・マハラジャのスタッフとして働いていた過去を明かした。その後、19歳になるとディスコの聖地とされる六本木のスクエアビルにある「CIRCUS」のオープニングスタッフも務めたという。

　司会の加藤浩次が「20歳くらいの時に東京に出てきてCIRCUSに行った時にZOOのメンバーがいたような気がします」と話すと、20歳からダンスボーカルユニット「ZOO」に所属していたHIROは「あそこがたまり場だったんです。CIRCUSの店の宣伝で“ZOOになる番組のオーディションを受けてこい、CIRCUSっていう服を着てテレビに映ってこい”ってかわいらしい10代に恐ろしい人たちが行ってこいと」とオーディションを受けることになった経緯を説明した。

　その時期は「遊びの延長線上で」ダンスをしていたというHIROは、マハラジャで行われたオーディションに午前10時と午後10時を勘違いして午後10時に訪問したという。「1回諦めてやめようとなったんですけど、もう1回行ってこいって言われて、昼間に行って受かった」と振り返った。

　「今考えると、あそこで諦めていたら今みたいにはなっていない」と明かした。ZOO結成に当たっても当時はバイト生活だったため、「バイトなんでいいですと断っていた。（デビューする気は）全然なかった。1ミリもなかった」という。しかし、バイトとの掛け持ちに許可が出たため、ZOOの前身となるグループ結成が決定。その後、代表曲となった「Choo Choo TRAIN」が当たってZOOの名が広く知れ渡った。

　加藤からZOOは当時わがままだったかと問われ「遅刻するのがHIP HOPだとか、リュック背負って踊るのがHIP HOPだみたいな。着替えてストレッチやれよ、みたいな」と苦笑いで明かした。

　さらにHIROは当時の自身について「芸能に興味がなかった。その頃に一番ダンスにハマっていたので、ニューヨークとかロスとか暇さえあればそっちに行って勉強したかった。バランスをもうちょいうまくやっておけばよかったなという後悔があって、その後悔が重なっていってEXILEの前身のJ Soul Brothersをつくろうということになった。ZOOの時の反省が今の再スタートの原点になっている」と説明した。