佐藤二朗が「強迫性障害」を公表 小学生のときに発症「根治を諦め、共生を決める」 成人40人に1人

[ 2024年2月6日 11:02 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(54)が6、自身のX(旧ツイッター)を更新。5日に投稿した「自身の病」について、「強迫性障害」だと公表し、詳細を明かした。

 佐藤は5日、「病。キツイ。マジでキツイ」と投稿。「そのメンタルの病に、世の中で一番大事な“家族”と、世の中で一番大事な“芝居”を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから」とつづり、心配の声が寄せられていた。

 一夜明けたこの日、自身の病気について「強迫性障害」だと告白。「小学生時に発症」と説明す、「あまりにキツく『memo』という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった」と思いを打ち明けた。

 続けて「侵食されていい。病含め僕」とし、「病ゆえの“力”を信じよう」と宣言。「いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に」と、ファンの声に感謝していた。

 「強迫性障害」とは、ある特定の考えが自分の意思に反して繰り返し浮かび、それによって引き起こされる不安や恐怖などを打ち消すために、同じ行動を繰り返すこと。国立精神・神経医療研究センターによると、思春期後半や成人期の初期に発症しやすく、成人40人に1人にみられる意外に身近な障害だという。

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