テレビ東京「ジャンヌの裁き」②　ファンシーな玉木と変化する桜井

生真面目な弁護士を演じる桜井ユキ
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　俳優の玉木宏（44）が主演するテレビ東京ドラマ「ジャンヌの裁き」（金曜後8・00）は検察審査会を舞台にした異色のドラマだ。主人公のシングルファーザーをはじめ、ひと癖ある11人の検察審査会と桜井ユキ（36）演じる生真面目な弁護士らが不起訴とされた事件の真相に迫っていく。

　玉木が演じるのは優柔不断でコミカルな役どころ。北川俊樹プロデューサーは「この企画を決めるのも玉木さんの起用もほとんど同時でした。せっかくなら、あまり見たことのない玉木さんにしたいと、ファンシーな感じのイメージの役をやってくれると面白いなと思いました」と主人公のキャラクター設定に至った経緯を明かした。

　一方の桜井演じる審査補助員となる弁護士は、話数を重ねるごとに変化があるという。「序盤は視聴者から乖離（かいり）していますが、最終的には一番視聴者が共感できる人間になると思います」と今後の展望を語った。そして「桜井さんでなければ、もっと嫌われると思います。桜井さんのお芝居だからこういう“正論をぶつけてくる人いるよね”というキャラになっています」と絶賛した。生真面目な弁護士がどのように変化するのか興味は尽きない。（続く）